「リンちゃん、またキャンプやろーねっ!」
広い湖、染み渡る冷たい空気。
見渡す限り大自然の湖畔で、ソロキャンプを楽しんでいた少女「リン」。
大自然を1人で満喫していると、そこへ富士山を見に来るも道に迷った女の子「なでしこ」が現れた!
奇妙な出会いから始まった、リンとなでしこのアウトドア。
大自然を満喫することの楽しさを知った少女たちは、サークルメンバーも交え、今日もまたキャンプへと出かける。
漫画「ゆるキャン△」の感想!面白いポイントはここ!
読めば絶対にキャンプへ行きたくなる!
キャンプに全く興味のない方でも、冬キャンに行きたくなるのがゆるキャン△!
僕個人の意見だが、キャンプは「めんどくさいもの」というイメージがありました。
まずキャンプ地に行くという行為が面倒ですし、家と違い設備が整ってませんからその準備や資金が大変。
また、キャンプ地は大自然で行う訳ですから、虫が出るわ天候に左右されるわで、インドアの僕にキャンプは億劫なイベントでした。
ただ、ゆるキャン△を見ると、その考えがインドアな僕でも180度変わる!
リンはキャンプ地まで原付で行くのですが、その道中では美味しいもの食べたり温泉に入ったりと観光地を巡ります。
キャンプにはキャンプ地まで直接行くものだと思っていたので、そういった楽しみがあるのだと痛感しました!
また、確かにキャンプは設備の伴わない不便な場所ですが、そんな不便を楽しめる環境なのではないかと思う。
その代わりに、澄んだ空気のおかげで見える満天の星空や、コンクリートジャングルではなかなか味わえない緩やかな環境といったものが楽しめる!
そういったキャンプの醍醐味を、ゆるキャン△を見ると感じられます。
だからこそ、リンは冬のソロキャンが好きなんだと思うし、そんなリンの楽しむ姿を見て、なでしこもそれもキャンプをしたくなったのだと思う。
僕自身、リンのソロキャン姿を見てキャンプをしたくなったので、そういった意味でなでしこに感情移入ができる漫画でした!
キャンプの固定概念を壊され、新たな楽しみを知れた!
今までキャンプといえば、「夏に」「大勢で」というイメージがありますが、ゆるキャン△はどちらかというと、その真逆を突いた「冬に」「ソロで」キャンプを行うことが多い漫画です。
主人公のリンを始め、触発されたなでしこも、最初はグルキャンからだがソロキャンに出かける。
今までキャンプに無かった楽しみをキャンプに対する固定概念があったことで見落としていていたが、それを覆して新たなキャンプの楽しみを知れたのは、ゆるキャン△を読んでて面白かったという感想の1つです。
訪れるキャンプ地は実際にある場所で、聖地巡礼ができる!
ゆるキャン△メンバーがキャンプする場所は、実際に存在するキャンプ地だということも、ゆるキャン△を楽しめる要素の1つ。
リンが「高ボッチ高原」というキャンプ地に行くときは、最初「リンが1人ぼっちだから”高ボッチ”高原かww」と笑っていたら、長野県で本当にある場所だと知って驚いた!
「そんな面白い名称の場所があるなら自分も行ってみたい!」と思う場所も多く、もしその場所でキャンプをすれば自然と聖地巡礼ができる訳だから、そういった意味でもゆるキャン△は楽しめる漫画となっています。
「ゆるキャン△」の詳細な情報
タイトル | ゆるキャン△ |
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表紙 | |
巻数 | 8巻 (2019年8月現在) |
作者 | あfろ |
出版社 | 芳文社 |
掲載誌 | まんがタイムきららフォワード |
発売日 | 2015年11月12日 |
少女たちのまったり&のほほんとしたキャンプに目が離せない!
キャンプといえば、夏に大勢で楽しむイベントだと思っていました。
しかし、リンは冬にソロで楽しむのが好きなので、キャンプに今まで縁がなかった方は、新たな楽しみを見出せるかと思います。
キャラクターの個性も良く、みんながキャンプを好きなのが伝わってくるので、ゆるキャン△を読んだ後は、きっとキャンプに行きたくなりますよ。
ソロキャン、グルキャン、キャンプの楽しさを教えてくれるゆるキャン△!
読んだらハマること間違いなしの漫画です。